自然なエネルギーや組織の回復をはかる
ロバート・C・フルフォード博士によって一躍有名になった治療補助器具です。
【特長】 縦(上下)の振動。
私達がお馴染みのマッサージバイブレーションは偏心性振動といって横の動きが入っています。(市販のバイブレーターを使ったことがある方ならご存知かと思います。)
上下振動のみで一分間に最高4千回の振動数があるものを当てたことがある人は少ないと思います。 上下振動であることがパーカッション・ハンマーと通称される所以です。
一分間に100回から4000回の振動数を調整できますが、 もともと「エネルギーブロック」「組織拘束」の概念を用いて使用している補助器具なので、まさにそこに当てれば良いわけです。筋筋膜上のトリガーポイントなどは、当てやすいですが、問題は骨膜、関節包、靭帯の各所にできる組織拘束です。 むしろ筋筋膜(トリガーポイント)は手による押圧のほうが手っ取り早いんですが、この器具の威力が発揮できるのは骨膜、関節包、靭帯といった手では非常にやりにくい、まさに力が要るような部位です。
具体的にいえば骨折の痕、靭帯損傷の既往歴箇所、捻挫、打撲の古傷など。 施術者の大半は骨折痕、靭帯損傷、捻挫、打撲の古傷の組織拘束を除去するのに相当苦労しているのではないでしょうか。 今まで、そこにある拘束(ブロック)に対して、為す術がなかった事例に対してアプローチできる、ということだけでもこの器具の素晴らしさが理解できるのではないでしょうか。